ビタミンD

ビタミンDはカルシウムのバランスを整えるのを手伝ったり、骨の健康を保つ働きを持っています。最近では、免疫力アップ効果やガンや糖尿病、自閉症、妊娠しやすい体作りなどに有効かもしれないという報告もされるようになってきています。ですが、過度な紫外線予防や新型コロナウイルスによる外出自粛などにより、ビタミンD不足の方が増えています。ビタミンDの不足は骨粗しょう症などの病気を起こしやすいと考えられています。適度なビタミンDの摂取は健康な身体であり続ける為にも大切な栄養素となります。

妊娠中にビタミンⅮが不足すると

妊娠中はビタミンⅮが不足すると胎児にも影響し、新生児がくる病を発症するリスクが高くなります。くる病が発生すると座ったり、ハイハイできる時期が遅くなります。また、妊娠高血圧症候群や早産などの病気のリスクを高めることがございます。

妊娠しやすい身体づくりを助けるビタミンD

子宮内膜症や多嚢胞卵巣症候群の方は血中のビタミンⅮ濃度が低いと言われており、ビタミンDを補充することで排卵率の改善が考えられます。
また、ビタミンⅮ濃度が高いと着床障害の予防や体外受精の妊娠率がよいとも考えられています。
女性だけではなく、男性もビタミンDが大切です。ビタミンD不足の男性の精子は、精子運動率や前進精子運動率、正常精子形態率が低いとされております。

ビタミンDの1日の摂取量と
多く含む食品

ビタミンDの一日の摂取量の目安は8.5μgとされ、耐容上限量(これ以上摂ると健康を損ねるリスクがある量)は100μgとされております。(※厚生労働省:「 日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書)

ビタミンDを多く含む食品(100g当たりの含有量)

アンコウ(肝)

アンコウ(肝)
110μg

マイワシ丸干し

マイワシ
50μg

すじこ

すじこ
47μg

しらす干し

しらす
46μg

塩鮭

塩鮭
23μg

きくらげ(乾)

きくらげ
85.4μg

干し椎茸

干し椎茸
12.7μg

卵黄

卵黄
5.9μg

他の魚に比べ、アンコウには水銀とビタミンAが多く含まれます。妊娠中は摂取を控えましょう。

効率のよい食べ方

きのこ類には、紫外線を当てるとビタミンDが増える成分が含まれています。また、油脂と一緒に摂ることで吸収率が高まりますので、油を使った料理法がおすすめです。

食品だけでは摂取しにくいビタミンDを
サプリメントで補いましょう

ビタミンDを摂取するには、紫外線を浴びる必要と食事から摂取する必要があります。しかし、紫外線を浴びすぎると日焼けやシミ、皮膚がんや白内障など人体に影響を及ぼす危険性があります。紫外線を浴びることによるビタミンDの摂取は難しくなります。また、食事だけによる摂取は毎日の献立を考える上では大変なことだと思います。

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サプリメントであれば、
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